「拵える」考察

【蒲団評】;凡;43;選外;春立ちて佐藤ふとん屋跡地かな;客が「屋」と呼ぶという読みには与しないな。「跡地」ならなおのこと屋号を言ってあげて。「俳句にするための」一字減らしだろう。「そういう風に」句作するの、危うい気がするの。続きは今夜。;
nande_show 2012/02/18 08:28:54

「つづきは今夜」とか言っといて寝ちゃいそうだ。まず言うと、賭けてもいいが「○○ふとん屋」という「屋号の」店はこの世に「ない」と思う。あっても例外的なほど少ないはず。「○○ふとん店」か「○○寝具店」。無論客は「あそこのふとん『屋』」っていうだろう。続く。
nande_show 2012/02/18 17:23:48

続。客は「○○ふとん店」を「あそこのふとん屋いってきてー」などとは「言う」。だが「○○ふとん屋いってきてー」と屋号の「店」を取り替えて言わない。屋で言う時は○○を外すはず。語呂が悪いからだ。俳句の字余りをなくす「ために」「言わない」言葉を拵えたのだ。
nande_show 2012/02/18 17:27:06

続。「俳句にするために拵える」ことは、実は全然悪くない。僕も「季語あてがっとけ」とかテキトーにあてがう。だが俳句にするために拵えたことが「バレるのは」いけない。いけないというか、危うい(持たない気がする)。また、むしろこの句はまだまだ「拵えられる」。続
nande_show 2012/02/18 17:31:07

続。最後「かな」の切れ字はやめられる(二文字浮く)。春立つ「や」で切れを移して「○○ふとん店跡地」で終われば字数も収まる。皆、「最初にみた方がよく思える」からこの改作は○つけた人にも支持されないかもしれない。でもたぶんこっちが「持つ」よ(私見です)。
nande_show 2012/02/18 17:37:26

その際、「佐藤」の名字はアッサリ四字(の語呂がいいものに)に変えちゃう(僕の場合)。実体験でみたかもしれない本当の店名が佐藤だとしてもね。「拵え」ていいし「バレない」から。繰り返すけど「拵える」「嘘をつく」のが悪いといってるのではないのです。
nande_show 2012/02/18 17:40:36

嘘は本当のことを伝えるためにだけつかなければいけない。
nande_show 2012/02/18 17:48:24

でも、僕も決めつけたけど「佐藤ふとん屋」って屋号が本当にあるのかもね。たまに句会でみかける、俳句にする『ための』改変に、たまたまみえちゃっただけでね。 @ayakostonez
nande_show 2012/02/18 18:13:30