「作者じゃないふり」考察

昨日の句会でいいそびれたこと。句会をやろうと思ってる人に。五人規模の(少人数の)句会のとき、作者じゃないふりで自作の問題点を問うのは、あれはショーだからやったのでなく、むしろ句会を(自分が)楽しむ重要な「コツ」です!(句会にもコツあり)。

「5人いて3点入った自作」の場合、点入れた3人には「作者はあと二人のうちどちらか」だが、あとの二人は作者分かる。このとき作者は(句数によるが)一句会に一、二回程度「作者じゃないふりでむしろ質問」をするのがいい(何度もやるとバレやすくてスリルが減る)。

「作者じゃないふり」は「点を入れてない人のふり」だから、当然問題点をいう。それで他者の言葉をより引き出せて(自分が)勉強になる。少人数だと「作者あて」がしらじらしいから、余計に「あれ、この人作者じゃなかったの?」と(時々)揺るがす方が「楽しく」なります。

(以上、凡センセー)